• HOME
  • コラム
  • 日本一のサケの水族館 標津サーモン科学館

日本一のサケの水族館標津サーモン科学館雑学研究

標津サーモン科学館

〒086-1631
北海道標津郡標津町北1条西6丁目1番1-1号
TEL:0153-82-1141 FAX:0153-82-1112
www.shibetsu-salmon.org

釣りがもっとうまくなるためには、道具やテクニックはもちろんですが、釣りたい魚についてくわしくなるのも大切なことです。魚について家族みんなで楽しく学べる場所といえば水族館。今回は、サケ(サーモン)のことが何でも分かる水族館、北海道標津町にある「標津サーモン科学館」をご紹介。

塩焼きやお寿司で人気のサケですが、生きて泳いでいる姿を見たことはありますか?「サケ」といってもほんとうはたくさんの種類がいて、くらしぶりもそれぞれまったくちがうのです。標津サーモン科学館は、サケのなかまの飼育数が日本一。水族館のすぐそばを流れる標津川を利用した「魚道水槽」では、川の中のようすがガラス越しに観察できるので、春にはたくさんの稚魚が、秋にはりっぱになって戻ってきたシロザケやカラフトマスが川をさかのぼっているダイナミックな姿が目の前で見られて迫力満点!スーパーで売っている切り身じゃなくて、本物のサケが力強く泳いでいるようすを観察できる水族館は日本でも数えるほど。館内では魚にエサをやることもできるので、エサにアタックするようすをじっくり観察すれば釣りに役立つ発見があるかもしれません。またサケについてもっとくわしく教えてもらえるいろいろな体験学習もあります。だれもが知っているようでほんとうはよく知らないサケのなかま。その魅力がたっぷり味わえる水族館です。

標津川にかえってきたサケたち

卵からかえったばかりのシロザケ

運がよければ産卵行動も見られます

「魚一匹、まるごとの姿をしっかり見てほしい」 標津サーモン科学館 館長 市村政樹さん

標津サーモン科学館の館長、市村政樹さんはサケの研究を続けながら、子どもたちに魚のおもしろさを伝えるというお仕事もされています。そんな市村館長も大の釣り好き。小学生の時に初めて釣ったヤマメの美しさに感動したことがきっかけで釣り好きになり、ついには魚の研究者になった市村館長は、釣りと水族館の魅力についてこう話してくれました。

「子どもたちに必ず話すのは、魚の色は保護色だという話です。背中は黒っぽくて川や海の底の色に、逆におなかは白くて、水中から上を見上げた時に明るい空の色にとけこむ。だからルアーを本物そっくりにすると、かえって見つけてもらえないかもしれない。目立たせたいなら背中とおなかの色は逆のほうがいい。でもスレた魚には保護色のほうが効果があるともいえる。そういうことを考えるのもおもしろいですよ。」

「釣りも水族館も、生きている魚まるごとの姿を見ることができる。一匹全体の姿をじっくり観察すればするほど、たくさんの疑問が生まれる。そういう「なぜ?」があってはじめて魚のことがほんとうによくわかる。魚のことがわかればわかるほど、釣りも楽しくなるはずです。」